まずは第1工程。ベース色をスポイトツールなどで取り出し、新規レイヤー(乗算モード)に色を置いていきます。使用ツールは「水彩筆」。筆のサイズは塗る部分の面積的なものに合わせて適宜変更します。俺の場合は8px~30px辺りを使ってます。筆ツールはカスタマイズ次第で描線が劇的に変わりますが、俺はワリとデフォルトに近い状態で使っています。
第2工程。同じくレイヤーを新規で増やします。勿論モードは「乗算」で。光が画面左上から当たっていると想像しつつ、この辺りに影が付くんじゃね?てな部分に色を置きます。こういうのって立体物を平面に展開する能力が高くないと上手く行かないようですが、いちいちそんなの気にしてたら楽しんで描けないんで『ここに影がつくんだよ俺の世界ではな!』とかいいながら堂々と塗りましょう。間違ってたからって死ぬワケじゃなし。
第3工程。同じく乗算レイヤーを新規作成します。が、今回は少し違う色を選択しましょう。この作例では紫色を使用しています。通常だとさっきより沈み気味な肌色(茶色に近い?)を塗る方が影っぽくていいんじゃないの?と思いますが、どうも汚くなってしまう事が多いです。そこでうっすら紫を同じく水彩筆でちょいちょいと置いていきます。この場合、紫色が乗るのは一番暗くなる部分のみ。作例では掌や鼻の陰なんかに使用しています。塗ってて「ちょっと紫違和感過ぎねえか?」とおもったらレイヤーの不透明度を少し下げてみましょう。違和感が無くなる所までレイヤーの濃度を落とすイメージで。
めんどくさい?さぁ第4工程です。ここで頬や唇辺りのピンクを塗りましょう。レイヤーはここでも「乗算」モードで。下のレイヤーと上手く馴染んで、標準レイヤーでピンクや赤をいきなり塗った時の様な違和感は無いはず。指先や(必要なら)肘、顎の先といった先端部分にも少し入れてやるといい雰囲気になることもあります。クドいなと思えば消しゴムツールでさっと消せばいいだけなので試行錯誤してみるのもいいかも。女性ならこの辺りの概念は理解しやすいんではないでしょうか。
第5工程。別になくても構わないんですがレイヤが増えると管理が面倒なのでこの工程で白目部分を作っておきます。目の中は最後の方で気合入れてからやりましょう。必要なら肌の一番明るいところに白に近い肌色を作って少し塗ってやると更に立体感が増すかも。俺の場合肌をテカらせる塗り方はイマイチ理解度が浅いので肌に関してはコレで終わりです。頬や唇のハイライトも目と同じく最後にまとめて入れます。
さて、いかがなモンでしょう。別にコレといって特殊なコトはしてないので、Sai使いで色の塗り方なんかサッパリだわ、っていう人は一度お試しを。冒頭でも言いましたが俺の彩色方法はいい加減な上セオリー等は無視してる部分もあるかもしれないです。この間違いだらけの彩色手順から、独自の方法論を見つけつつオリジナルな方法を探れば良いんじゃないかと。
少しでも参考になれば良いですが……まあないか、な。ウン。
次回は髪の塗り方なんかも紹介してみようかと思います。ニーズ無いかも知れんけどね。
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